リフォーム課の富樫です。
「ジメっ」としている札幌。
にも拘わらず頭上で回る換気扇の風を受け、わりと快適な環境の下で仕事をしています。
前回に引き続き今回も「換気」について、そして「窓」について書こうと思います。
前回は24時間換気を正しく使い、部屋の空気を入れ替えましょうという内容でした。
→前回のブログ「換気について①」
今回は「換気」における「窓」の開け方について良い例と悪い例を紹介していきます。
窓を開けて換気をする際の時間と回数の目安は、1時間に5~10分程度と言われています。
(1時間に10分×1より5分×2回が効果的!)
窓開け換気のよる感染症リスクの抑制効果は部屋や窓の大きさ、室内の浮遊物質の種類によって違うので一概には言えません。
但し、より効率的な窓の開け方が存在します。
それが「空気の通り道」を作る窓の開け方です。
良い例の開け方のポイントは2つ。
「2ヶ所」の窓を「対角線上」に開けることです。
そうすることで空気の通り道ができ、より効率的な「換気」をすることができます。
逆に悪い例はこちらの開け方がこちら。
見るからに空気の流れが良くないですよね。
近い2つの窓を開けた場合、部屋全体の空気が流れないため、対角線よりも換気の効率は悪くなるので注意が必要です。
ちなみにうちのアパートは居間と寝室の窓が同じ向きに並んでついていて、しかも空気の通り道を一部、
壁が遮っているために、空気が抜けづらく何か良い方法はないかと、いつも悩んでいました。
窓を開けても風が入りにくい…そんな時はこちら。
一見、対角線上の開け方に見えますが、風の入口の開け方が微妙に違うんです。
風や空気は、小さい隙間から勢いよく入り、
大きい隙間から(小さな力で)出ていきやすいという性質があるため、
外から空気が少しでも入ってくる側の窓は小さく開けて外に空気が出る窓を大きく開けてあげると効率的な「換気」ができます。
この開け方。
この夏、富樫は実線したいと思っております。
24時間換気のない我が家に外気からの爽やかな風を運んでくれることを願って…
今回は「換気」をする際の「窓」の開け方について紹介しましたが、
次回は今回書ききれなかった「ある物」を利用した換気方法について、更に「換気」についてのおさらいをしたいと思っています。
上手な換気で快適空間。
窓の開け方を工夫するだけで、お部屋の空気が入れ替わるなんて、ちょっとステキですよね。
※「ダイキン工業 上手な換気の方法~住宅編~」 より一部抜粋しています。
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