過去二回にわたり
「気密のヒミツ」としてお送りしましたブログですが
今回は結果の確認、気密測定です
窓を一か所開放して、送風機を設置
住宅から空気を吸引して、どれだけ隙間から空気が出てくるかを測定します
こちらの建物の相当隙間面積は
『0.20 cm2/m2』 でした!
2mm角 / 1000mm角
…イマイチピンとこないでしょうか
下のグレーの画像、1000 x 1000 サイズに対して
左上に2x 2の赤い点、見えるでしょうか?
上の画像で見てみますと
電気配線や換気・暖房の貫通部など、あらゆる小穴を集めても
1メートル角の面積(グレー部分)の大きさに
左上の2mm角の面積(赤い四角、見えるかな…?)
ほとんどスキマのない=気密性の高い住宅といえます
断熱性・・・熱を通さないこと
気密性・・・スキマから風を通さないこと
マニアックな話は割愛しますが
どちらも快適な住まいには欠かせない性能ですので
FPホームでは全棟、気密測定士の資格を持ったスタッフが
住宅の完成時に気密測定を行っています
気密性が高い住宅ほど
換気も計画的に行えますので
常にきれいな空気の暮らしにもつながっています