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  1. 【AIR】冬の快適さとは。

    2014.02.24 (月)

    こんにちは。
    FPホーム広報担当より 
    新しい住まいの考え方「AIR」についてご説明させていただきます。
     
    前回のブログに書かせていただいた”ちょっと”という一言。
    この”ちょっと”を考え連想した内容は・・・
    できるだけ簡単に考えることを大切にしました。 
     
    それは北海道という土地柄、どうしても気になるのは冬の快適さ。
    ただ、だから暖房でとにかく暖めればいいという訳ではありません。
     
    やっぱり極力、省エネで暖かく感じられる方がいいですよね。
    まずはその一言からスタートしました。
     
    その次に思ったのは
    ”暖かい家”ではなく”より暖かく感じる家”を造れないかと思いました。
    FPの家は北海道でも何年経っても暖かいと
    お住まいになられているユーザー様に言っていただく機会が多いからこそ
    ”より暖かく感じる家”の実現が可能な気がしました。

    暖かく感じる家・・・とはどういう家なのかを想像した結果、
    ”体感温度”を重視した家という発想につながり
    ”体感温度”を上げるためにどうすれば?と色々と考え
    湿度と温度の関係性に着目するようになりました。
     
    湿度が低いと「寒く感じる」
    湿度が高いと「暖かく感じる」
     
    みなさんもこういう実体験をお持ちではないですか?
    同様の内容で、ダイキン工業さんがCMを流していたことも覚えています。
     
    そして湿度のことばかり考えていると
    冬の間、湿度にまつわる嫌なことが意外に多いことに気が付きました。 
     
    いっぱい暖房すればするほど乾燥がひどくなるから嫌だな。
    冬は乾燥するから喉が痛くなったりするのを抑えたい。
    冬の乾燥時期は風邪やインフルエンザの感染とかが気になるな。
    冬は乾燥するから内装材とかの伸縮も大きくてメンテナンス大丈夫かな。
     
    こんな冬の心配事が
    湿度によって解決できることが多いのかもしれません。
     
    湿度が高かったら・・・確かに少し暖かく感じられます。
    湿度が高かったら・・・確かに喉が痛くなりにくいです。
    湿度が高かったら・・・確かに風邪やインフルエンザの感染を防げると聞きます。
    湿度が高かったら・・・確かに木材等の伸縮を抑えることができます。
     
    このぐらいの温湿度が理想かな! 
      
    温度と湿度は写真のような環境が理想かもしれません。
    (適切な湿度が保たれている状況なら、
    温度は20℃くらいでも大丈夫ではないかと考えます。)
     
    とは言え
    多くの方は既に乾燥を気にして
    加湿器を設置されたり、洗濯物を干したりなどの
    暮らし方で工夫をされている方も多いと思います。

    そう考え、実際に生活上の工夫でどのようなことができるのか
    自宅で24時間換気システムを止めて
    加湿器をずっと稼動させて自分で体感してみました。
     
    。。。結果、結露で凄いことになってしまいましたが(笑)
    いえ、正直なところ笑えません。
    自宅がFPの家でよかったです。
     
    私たちはFPの家でも同様に加湿器の利用など
    住まい方のご説明をしてきました。
    その”ちょっと”した意識を持っていただくことで
    確かに快適に暮らす事ができますが、湿度を保つのは意外に大変なのと
    ここまで湿度を上げるのも大変なことだと思います。
     
    極端な言い方になりますが、見方を変えれば
    快適に暮らすために暮らし方の工夫をお願いするということは
    ユーザー様に”ちょっと”した努力をして頂いていることになるかもしれません。
     
    もし、暮らすご家族に
    その努力の必要のない家が実現できたら
    性能と言う言葉から離れてしまいますが
    例えば俗にいう時短が可能になり
    お客様の生活、時間の使い方が変わり
    もしかすると”ちょっと”した幸せが増えるかもしれません。 
     
    そういう幸せがほしいと思う価値感の方もいるかもしれません。
    FPの家で性能を追求してきた私たちだからこそできることがある。
     
    あえて性能と言う言葉に距離をおき
    お客様の”ちょっと”した幸せを想像しながら
    家を語るということもFPの家とは一味違う
    もう1つの家づくりの形になるような気がしました。
     
    もし湿度を保つことができる家が実現できたら
    実際の温度よりもほのかに暖かく感じる家になるかもしれない。
    喉が痛くなりにくい家になるかもしれない。
    風邪やインフルエンザになりにくい家になるかもしれない。
    狂いの少ない家になるかもしれない。
     
    そして、”ちょっと”だけかもしれないですが
    奥様が趣味の時間などを少しだけ多くとれる家になるかもしれません。
     
    そういう時間もご家族で暮らしていくには必要な時間で
    大切な時間かもしれません。そういう家も素敵だなと感じました。
    では、そういう素敵な家を実現するために私たちが出来る事は何か?
     
    乾燥という問題に対してどう対策をとるのか?
    家に湿度を楽に満たすことができるか?
     
    冬の快適さを考えたときに気がついた”湿度”というキーワードに
    良い事も悪いことも向き合う必要性を強く感じました。
     
    そして”湿度”に着目した冬の快適さについては
    一度、ここで考える事を止めて
    冬とは反対の季節、夏に必要な快適さについて
    私たちが思う”ちょっと”を冬と同じように連想してみました。。
     
    その夏の快適さについては次回、お伝えさせていただきます。
     
    今日、ブログでご説明させていただいた内容は
    下記でもご確認いただけますのでご一読いただければ幸いです。
      
    空気と空間を考える、ということ>こちら< 
     
     
    AIR

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