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  1. 【AIR】夏の壁内結露、躯体と設備の相性。

    2014.03.17 (月)

    こんにちは。
    FPホームの広報担当より
    新しい住まいの考え方「AIR」についてご説明させて頂きます。
     
    前回ご説明させていただいた「壁内結露」は
    冬に起きる現象と思われている方が多いですが
    実は夏でも発生する可能性があることをご存知でしょうか?
     
    本州の方では冬の結露の発生メカニズムと間逆の状況で
    夏の結露が発生しているケースが多く
    札幌でも高温多湿傾向の夏になってきているために
    そのリスクは必然的に高くなります。
     
    夏の場合は冬とは間逆で
    外気側が温度、湿度ともに高く
    内気側が温度が低くなる傾向が強いため
    この温度差が起因とした空気の移動や熱の移動がおき
    その結果、壁の中で結露が起きている可能性があります。
     
    実生活に当てはめてみると
    外気側の温度が高くなればなるほど
    空気中に含まれる水蒸気量が多くなり
    その状況下で内気側の温度を下げるために
    エアコン等を稼動するとより結露のリスクが高まります。
     
    上記より夏にエアコンなどを稼動させずに
    通風などを考慮することで乗り切れるのであれば
    壁内の結露のリスクを軽減することは確かに可能かもしれません。
     
    ただ常に通風がとれるか?が問題となります。
    雨の時、花粉などを含む空気の汚染が気になる時など
    この時は極力、窓を開けたくはないでしょう。
     
    その時は内外の温度差をつけないために
    『除湿』をすることで体感温度を下げるという方法も考えられます。
     
    しかしながら
    建物の外壁の温度はどの面も同じという訳ではありません。
    南側や西側の日当たりが良い面は表面温度は高くなり、
    北側や東側の日当たりが悪い面は表面温度は低くなるでしょう。
     
    それらの全ての面の温度と
    壁内結露の発生メカニズムを気にしながら
    室内の温度を調整することは可能でしょうか?
     
    現実的に考えれば不可能でしょう。
     
    そのために冬と同じように
    空気の移動、熱の移動が起きにくい断熱材で
    躯体を構成することが一番のリスク軽減になるはずです。
     
    そして通風などを確保できない時に
    建物を傷めずにエアコンなどを使用して
    快適に暮らせるのではないのでしょうか?
     
    ただ女性が気にされる”冷え”ということを考えると
    家全体を除湿できれば効果的であり
    より快適に暮らせることができるのではないでしょうか?
     
    ここがポイントであり
    「加湿」や「除湿」は今までは1台の設備機器では
    その機器の近くしかコントロールできないため
    リビングや寝室、子供部屋にと
    加湿器やエアコンの台数を多く配置することが
    一般的になっています。
     
    これをもし1台の設備機器でコントロールできたとしたら
    どうでしょうか?
     
    しかも部分的に湿度が多いなどのムラも抑えるために
    24時間換気システムと一体になって
    調湿と換気をコントロールできる設備機器があれば
    その理想は実現できるかもしれない。
     
    そう考え、出会った設備機器が
    ダイキン工業(株)の「DESICA HOME AIR(デシカホームエア)」という
    全館空調・全館換気システムです。
     
    FPホームはダイキン工業(株)とフィールド試験として
    2012年11月に北海道で初めてデシカの設置しました。
     
    Mさま 
     
    ご協力いただいたのが
    「AIR」ブランドのインタビューにもお答え頂いているMさまで
    既に2回の冬と1回の夏を快適に過ごされ喜んで頂いています。
     
    またダイキン工業(株)と当社の繋がりは深く
    ダイキン工業の機器等の開発を目的とした
    『旭川ラボ』の建物は当社が施工させていただきました。
    『旭川ラボ』の1棟は『FPの家』仕様となっております。

    ただこの「デシカホームエア」を採用する上での
    建物を傷めてしまうリスクを
    私たちは「FPの家」の生い立ちから理解をした上で
    断熱材内部【無結露50年保証】の「FPの家」だからこそ
    この「デシカホームエア」の性能を一番発揮させることができ
    調湿という新しい住まいの考え方を実現できると考えました。
     
    大切なのは躯体性能と設備機器との相性を考えることだと思います。
     
    「デシカホームエア」は
    間違いなく今までにない快適さをつくってくれますが
    それと同じくらいリスクが大きいのも事実なのは
    このブログを読んでいただいた方には強くお伝えしたいと思います。
     
    そのリスクは夏、冬ともにあり
    特に「デシカホームエア」は冬のリスクに対し
    対策を考えなければいけません。
     
    それは、恐らくみなさんが想像される以上のリスクであり
    軽視してしまうと家の耐久性などにも波及する可能性が強い
    諸刃の剣となりうる機器なのかもしれません。
     
    その「デシカホームエア」のリスクを軽減、排除できるのが
    私たちがお届けする「FPの家」ということは
    前回、前々回の壁内結露に関するブログを読んでいただければ
    ご理解いただけると思っていますし
    私たちも、そう考え「AIR」ブランドを設立いたしました。
     
    また「AIR」は新ブランドながら
    1棟目の施工が北海道という特異の気候で行われ
    1年半近いテストを行っているのです。
     
    「AIR」ブランドの特徴や壁内結露の恐ろしさについて
    詳しく知りたいという方はFPホームにご連絡ください。
    可能な限りご説明させていただきます。
     
    次回は実際に「AIR」に既にお住まいになられている
    Mさまからお聞きしたお話をお伝えさせていただきます。
     
    今日、ブログでご説明させていただいた内容は
    下記でもご確認いただけますのでご一読いただければ幸いです。
     
    【AIR】調湿という発想は>こちら<
    【AIR】DESICA×FPウレタン断熱は>こちら<
    【AIR】オーナー様インタビューは>こちら<
    【FPの家】FPの家については>こちら<
    【FPの家】ダイキン工業(株)「旭川ラボ」については>こちら<
    【ダイキン】DESICA HOME AIRについては>こちら< 
    【FPホームブログ】壁内結露については>こちら<
    【FPホームブログ】AIR~空気と空調を考えるは>こちら<

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