以前よりも「おうち時間」が増え、住まいの在り方にも変化が出てきたと私たちは考えています。家族が集うリビングや、料理の機会が増えたキッチン。パブリックゾーンは暮らしを楽しみ、使いやすい場所となる必要がある一方で、長い時間を共に過ごすからこそ尊重し大切にしたい“個”の時間。
【家族時間】と【自分時間】、異なる2つの時間からなる「おうち時間」をここちよく過ごせるよう、最適解のゾーニングで住まいを構築しました。
■ ゾーニングから得る「ここちよさ」
パブリックゾーンとなる家族のスペースは視線の抜けがここちよい2階に。家族で料理を楽しめる隣り合うキッチンとダイニング、そしてリビングが直線で配置されることにより団らんの場所をここちよいものにしています。1段ずつ景色の開ける階段からは優しい光が空間に降り注ぎ、プライベートゾーンとなる1階とを緩やかにつなぎます。